小麦粉粘土の作り方のコツ3つ&幼児と遊ぶときのポイント3つ
こんにちは!Hahaha!!母です(`・ω・´)ゞ
先日、雨の日に久しぶりに小麦粉粘土を作ってみたところ、見事に失敗!小麦粉粘土なんて失敗しなくない?と思って適当に作ったのが失敗の要因でした。
そして相手が幼児ならではの失敗ポイントがいくつかありました。
ようやく、これならもう失敗しない!という作り方を確立したので、ご紹介させていただきます。
小麦粉粘土のススメ
小麦粉粘土遊び、私は全力でおすすめします。オモチャを舐めたり食べたりしなくなってきたら遊び時ですかね。粘土遊びをおすすめする理由は以下の通りです。
①家にある材料でできる(かつ安価)
②指先を使って遊べるので、知育にもいい
③夢中になって遊べるので、集中力を養える
必要な材料は、小麦粉・水・サラダ油・塩です。全部、家にあります。
色付けをする場合は、食用色素がおすすめです。万が一食べてしまった場合のことや、実際に手で混ぜることを考えると、やはり食用色素が安全でいいですね。
そしてこの粘土遊び、指先を使うことで直接頭脳が発達することにもつながりますし、何より集中して遊んでくれるので、知育にも良い遊びですね。言うことなしです。
小麦粉粘土の作り方のポイント
まずは簡単に作り方をご紹介しましょう。
材料
小麦粉60g、水20g、塩少々、油少々
(色付けをする場合は)食用色素ひとさじ
小麦粉:水=3:1です。これさえ覚えていれば量は調整できます!
ちなみに食用色素って何?という方、これです。色のついたパンやクッキーなどに使われているのではないでしょうか。
作り方の基本
①小麦粉、水、塩、食用色素を混ぜます(小麦粉や水の量で好みの固さに調整)
②ひとかたまりになったら、油を混ぜます(粘土の伸び具合も油の量で調整)
完成!写真は黄色の食用色素を入れています。
塩は日持ちをよくするために入れます。塩を入れれば約1週間、冷蔵庫保管で使えます。途中、乾いてきたら霧吹きで水分を補ったり、少し油を足したりすれば元通りに使えます。
作り方、めちゃくちゃ簡単ですね!それなのに失敗するポイントがいくつかあるのです!
失敗しないコツ3つ
皆さんが失敗しないために、私が失敗したポイントをご紹介します。
①ひとかたまりになってから、油を入れること
まだ小麦粉がまとまりきってない段階で、油を投入してしまうとボロッボロになってかたまりません。これが久々に作って失敗した要因です…。
②油は入れすぎないこと
入れすぎるとベタベタになります。油は少しずつ加えて、粘土らしくネットリするまで、よくこねましょう。
③食用色素は最初に水に溶かす
使ったことある方はご存知かと思いますが、食用色素は粉です。水を入れる前に、小麦粉に混ぜてしまうと、食用色素が溶け切らずまだらになります。後から色を均一にするのがひと苦労です。
食用色素はごく少量でも水に入れると色がよく出ますので、最初に水に溶かしてしまうことをおすすめします。
幼児と一緒に作る際のポイント3つ
娘(2歳)と実際に一緒に作ってみたところ、事前の準備やら何やらで幼児ならではの特性が発揮される場面がありましたので、ポイントをまとめておきました。
(1)作り始める前の下準備は入念に
自分が余計なストレスを感じることのないように、気になる範囲で対応しましょう。
①テーブルクロスやレジャーシートを敷く
粉や水、油が様々な場所に付着する可能性があります。まずは部屋を片付けてから、机が気になる方はテーブルクロスを、もはや机は撤去して床でやる場合はレジャーシートを敷いておくのがお勧めです。お食事用のエプロンを身につけておくと服も汚れなくていいですね。
②ボウルを2つ用意すること
実際に娘が手を入れて作ってみても、なかなか固まりになりませんでした。こねるという作業がまだ少し難しいのでしょうね。そこで代わってあげようとしたところ「ヤダ!」と断られました。そして部屋がさらに散乱していく。。。
そうならないために、2つのボウルで作りましょう。大人がこねている方が形になってきたところで交換した方が、子供も嫌がることはありません。
我が家では基本、その要領でいつも2色作ることにしています。
(2)道具は当面100均で買えばいい
我が家は小麦粉粘土用の道具セットを買いましたが、ほとんど使わない型(多分もっと成長してから使う)などもあり、結局100均に行って使いやすそうな道具を追加で購入したりしました。
小麦粉粘土をやらせてみてわかったのは、娘にはまだ作品(立体的なモノ)を作るのは難しいということ。最初は、もっと作品を作り出すものかと思っていたらそうでもない。お手本をたくさん見て吸収する必要があるのでしょう。
そして、粘土遊びの過程は主に三段階あって、各段階にあった道具があるということ。正直、簡単な道具だけ揃えておけば良かったな…という実感でしたので、各段階で使う道具をご紹介させていただきます。
①切る、丸める、伸ばす
最初は、切ったり丸めたりするだけで楽しくてしょうがない!という状態になります。始めのうちはこれだけで十分です。ここで使う道具は以下の通り。この辺の材料は100均にも売っていますので、簡単に手に入ります。
【道具】粘土用のハサミやカッター(プラスチック)、のばし棒
②型を抜く
小麦粉粘土を切ったり丸めたりに慣れてきたら、お子さんの前で型抜きを使ってみせてあげましょう。興味津々で「ぼくも!」「わたしも!」となること間違いなしです。
【道具】クッキーの型抜き、アンパンマングミの型、その他粘土用の型
クッキーの型抜きは一番シンプルで使いやすいようです。アンパンマングミを食べた後の型は小麦粉粘土製作で使えますので、是非捨てずにとっておきましょう!アンパンマンがでてくるだけで大喜びですよ。
見づらくて申し訳ありませんが、クッキーの型抜きの下にアンパンマングミの型(透明)があります。
③立体物の製作
平面で形をつくるだけだったのが、徐々に立体的なモノを作り始めます。型を組み合わせてみたり、徐々に複雑なモノを作れるようになりますね。
【道具】粘土用の立体的な型(動物や、カップケーキなど)
参考まで、私が購入した道具セット(+粘土)はこちらです。パンダや馬の型(立体)もあります。道具を全部揃えてしまいたい!という方にはおすすめします。
(3)混色するなら薄い色は多めに作る
用意する色は3原色(赤・青・黄)がオススメです。まだ複雑なモノは作っていないようであれば、シンプルな色で問題ありません。
3原色の良いところは、基本的な混色のパターンも学べるところです。先日、赤と黄を使ってオレンジを作りました。
ここでポイントになるのが、薄い色(3原色なら黄色)を多く作っておくことです。
例えば添付写真のように赤と黄を混ぜるとき、黄色を多めにしないと赤に近いオレンジになってしまいます。幼児はそんなことを気にするはずもなく、次々と粘土を合体させていきます。そうすると、程よいオレンジ色を維持するために黄色を追加で投入しなければならなくなります。
3原色以外の色を使用する場合にも、薄い色は多めに作っておくと混色に便利です。
ちなみに我が家では色遊びの一環として、絵本で混色のパターンを紹介してあげました。絵本と実際に混ぜた粘土を比較しながら、喜んで遊んでくれます。
本日のHahaha!!母のまとめ
我が家は、早期教育を施す予定はありませんが、モンテッソーリ等を参考に、「その時娘がハマっている遊び」や「指先を使った遊び」を意識して取り入れています。
家事の間に娘がどんな遊びをするかは全くもって自由ですが、どうせ一緒に遊ぶなら、お手本(親)が必要な遊びをしてあげたいと思っています。
娘が大好きなハサミもその一つですが、小麦粉粘土もそのラインアップの一つです。娘が毎日もっともっと楽しく過ごせるように、意識改革含め(後日、本のレビューと実践した内容を書くつもり)奮闘中です!