育児のイライラをコントロール!真面目に4つ対策を立てた。
先日、著書『東大・京大生を育てた母親が教える つい怒ってしまうときの魔法の言い換え』のレビューにてお伝えしましたが、本著のおかげで、徐々にイライラをコントロールすることができるようになりました。
私の場合は、言い換え事例をそっくりそのまま実践するよりも、
「どうしたら自分のイライラが収まるのか」工夫して取り組んだ効果が大きかったです。
そこで私なりの具体策や実践した方法をご紹介したいと思います!
ここでは、参考にした著者の内容とそこから発展させた私なりの具体策について書いていきたいと思います。
kokorominocha-hahaha-haha.hatenablog.com
(1)育児のイライラをなくすための具体策4つ
①「早く」とお互い言わないことを、娘と約束する(そして待つ)
最近、私が「早く〇〇して」と言うことが多かったせいか、娘が私に何か要求するときも「はやく〇〇して!はやく、はやく~!」と言われるようになりました。
ちょっとイライラしているときにこれを言われると、本当に怒ってしまいそうです。
しかし、この一文で改めて気付きました。
『時間感覚がない子供には「間に合わない」とか「急ぐ」とかいう感覚もありません』(p101より引用)
そうか…そうだよね…、そんなこと怒られたって娘も嫌な気持ちにしかならないよね。。
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そこで解決策として、
「早く〇〇して」とお互い言わないことを娘と約束しました。
そして私が「早く〇〇して」が言えないとなると、
待つしかないのです。
もし「早く」と言ってしまったときは、素直に謝ります。そうすると、娘が言ってしまったときも真似して謝ってくれます。これだけで、お互い気持ちよく過ごせるようになりました。
でもどうしても急ぐとき、早くしてほしいときは、「20数えるまでにできるかな?い~ち、に~い、」とゆーっくり進捗を見ながらカウントすることにしました。
いつも歯磨き(仕上げ磨き)の時20まで数えているので、20まで数えたらどれくらい時間がかかるのか、という感覚はあるのでしょう。カウントし始めると、わりとすぐに行動に移してくれます。
②噴火して(=怒って)しまったときは、テレビを5分見る
私は一度噴火してしまうと、「これ以上怒りたくない」と思っていても怒りがどんどんエスカレートして、収めるのにかなり時間がかかってしまう方です。(ケロっとはいかない!)
『脳は自分で自由にコントロールすることができない』(p42より引用)ということだと思います。
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同著を読んでから、また怒りをコントロールできず爆発してしまったあるとき、「そうか脳みそくんは、きっとこのまま怒りの感情をエスカレートさせる気だな」と考えました。
「とりあえずこの怒りの感情をストップさせよう」と思い、
「ちょっとテレビ5分だけ見るわ」と娘に宣言しテレビをつけました。
この効果は2つありました。
1つ目は、テレビに意識が集中することで、怒りが少しずつ静まってくること。
2つ目は、娘もテレビをつい見てしまうのでギャーギャー泣き叫ぶ割合が10から3くらいに落ち着きますし、おかげで私の怒りがエスカレートすることがない、ということです。
そして5分経過し、テレビを消しました。怒りは完全には収まってはいませんが、娘に「怒ってごめんね」と謝ることはできました。
そんなときは決まってハグします。そして娘の要求を聞いてあげます。そうしているうちに怒りの感情は徐々に薄れ、いつの間にか忘れてしまいました。
怒鳴って喧嘩になるより、よっぽどマシな解決策が見つかりました。
③「ダメ」と言いそうになったら、「ダンゴムシロック」を歌う
子どもにはできる限り「ダメ」とは言わず、(危険なことは除き)自分の力で考えて行動する力を養ってあげたいものです。
同著で筆者は、『「ダメ」という言葉をできるだけ使わないように(中略)「ダ」がつく言葉をストック』(p59より引用)していたといいます。
しかし、「ダメ」と言いたくなる瞬間は唐突にやってくるもので、ダンボールやダンプカー等の単語はそう簡単には出てきませんでした。
そこで私は「ダンゴムシロック」を歌うことにしてます。
「ダンゴムシロック」とは今通っている幼稚園(プレ)でよく踊る体操の曲です。娘は歌や踊りが大好きなので、家でも「ダンゴムシロック」を踊ってます。
そこで、娘に「ダメ」と言いそうになったとき、
「ダ、ダ、ダ ダ、ダンダン♪ ダ、ダ、ダ ダ、ダンダン♪
ダ、ダ、ダ ダ、ダンダン♪ ダ、ダ、ダ、ダンゴムシ♪ ヘイヘイ!」
と歌ってみました。
冷静になりました。
頭ごなしに「ダメ」と言うのではなく、「~だからやめようね」と言ってみたり、見守ってみたりすることができました!
④シャンプーもボディソープも教材費だ!
実は私、娘がシャンプーやボディソープを無駄遣いするのが嫌いです。しかも自分で洗おうともしないわりに、手伝おうとすると怒るのが余計に腹立たしく、夕方の疲れも相まってお風呂でイライラすることが圧倒的に多いです。
そのため、ボディソープを薄めてみたり、リンスインシャンプーに変えてみたり、色々試してみましたが、どれも良い解決策ではありませんでした。
しかし先日、「このシャンプー髪にあわないから早く消費しちゃおう」と思って、娘が無駄にプッシュするのを見守っていたら、
同著の『水遊びの水道代は、教材費』(p37より引用)という言葉が頭に浮かびました。
「そうか、シャンプーもボディソープも教材費か!」(いや違うんですけどね…!)
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水よりも確実に高い教材費ですが、そう思い込んでしまえばイライラしません。シャンプーやボディソープは身体を洗うものではなく、ポンプを満足いくまで押し、手先を訓練するための教材費だったんです!!!
「今のシャンプーやボディソープを使い切ったら、ある程度安いものに変えてしまおう」と決意しました。髪が痛んだらオイルでも塗って差し上げることにします。
(2)まとめ
いかがでしたでしょうか!?後半はちょっと個人的な発想に及んでしまいましたね。
少なくともこの本を読むことで、イライラの原因を冷静に考え、
その対策をたてられるようになると思います。
育児に関するイライラを完全になくすのは難しいと思いますが、どんどん減して楽になりましょう!