丸シール貼りで、かずの合成と分解を学ぶゲームをしてみた(台紙印刷可)

先日、娘と遊べるゲームを探す中で、『クイップス』というボードゲーム(後述)に出逢いました。「これなら娘も出来そう!」と思う一方で、既に他のゲーム(HABAスティッキー)の購入を心に決めていたので、追加の購入に躊躇してしまいました。

 

そこで『クイップス』を参考に、

より「かず」を意識した丸シール貼りのゲームを手作りしてみました!

 

娘も思いのほか楽しんでくれたので、どんなゲームを作ったのかここでご紹介させていただきます!丸シール貼りの材料とサイコロさえあればできます。

 

 

1.準備するもの

  • 丸シール(8mm)
  • 丸シールの台紙
  • サイコロ×2つ(1つは数字、1つは面に丸シールを貼る)
  • (クレヨン)

   

丸シールは100均で買えますね。台紙は今回手作りしてみました。一般的な丸シール用の台紙でもゲームにはなります。(かずの合成と分解はできないかもしれません)

 

2.遊び方

(1)台紙(白黒)にぬり絵をします。

(2)ぬり絵が終わったら、サイコロを2つ同時に振ります。

(3)例えば、「黄」と「2」なら、黄色のシールを2枚貼ります。

(4)先に全部貼り終わった方が勝ちです。

 

   

 

3.このゲームのメリット

(1)手先を動かす遊び

基本やっていることは、モンテッソーリでもよくある丸シール貼りです。台紙の〇をターゲットに、丸シールを貼るこの遊びは、指先を使う遊びとしては優れていますよね。

 

(2)ルールを守る練習

これはHABAスティッキーでもそうでしたが、サイコロを振ってその指示に従うわけですから、そこにルールが存在します。好きな色を好きな枚数だけ貼るわけにはいきません。枚数や色を間違えたときはきちんと指摘し、ルールを守るよう促します。

 

kokorominocha-hahaha-haha.hatenablog.com

 

(3)合成と分解の練習

台紙に〇が1~10コ貼ることのできる同じ絵柄(木)を用意したので、例えば6のサイコロが出たときに「この木にはあと3コしか貼れないから違う木に3コ貼ろうね」などといった合成と分解(足し算と引き算)の仕組みも身に着くと良いなと考えています。

 

   

 

いわゆるプリント系のお勉強はアウトプットの連続で、(インプットが足りなくなると)途中から息切れしてしまう場合もあるそうです。かずのお勉強はインプット(実体験)が重要になると言いますから、今のうちにゲームなどで手を動かしながら数字に親しんでいきたいと思います。

 

4.元ネタ『クイップス』紹介

(1)どんなゲーム

イップスとは、サイコロを2つ(色と数)を振って、絵が描かれたボードに同じ色の木のコマを置くというゲームです。

 

そうです、私の作ったゲームはこの「木のボードとコマ」を「丸シール貼り」に変更しただけです!(+台紙にひと工夫)

 

(2)他の遊び方も魅力的

しかし再現できていない点が一つあります。本家クイップスでは、ちょっと違う遊び方もできるのです。簡単にいうと下記のような手順になります。

① ボードを選ぶ

② コマを全て袋(中身が見えない)に入れる

③ サイコロを振る

④ 出た目と同じ数だけ袋からコマを出す

⑤ ボードにコマを置く

 

もし娘がこのゲームをやったとしたら…、袋から出すときのドキドキした表情と出した瞬間の嬉しそうな顔が目に浮かびます。見えない袋からコマを手繰り寄せる感覚も楽しそうだな~。

5.まとめ(台紙印刷可)

『クイップス』をもとにお金のかからない遊びを考えた結果、丸シール貼りにいきつきました。でも『クイップス』よりも、かずを意識したゲームになったかなと思います。何より娘が楽しそうだからやっています!

 

やってみようと思ったけど、「こんなん準備するのめんどくさいわ~」と感じた方がいらっしゃれば、イラスト未経験で恐縮ですが台紙の印刷もどうぞ! 

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そもそも「丸シール貼り」って何?という方はこちらもご参照くださいね。

 

kokorominocha-hahaha-haha.hatenablog.com

 

よろしければ遊んでみてくださ~い!